令和元年5月に、日本の産業を支えた「石炭・鉄鋼・鉄道・港湾」の文化が、文化庁が定める「日本遺産」に登録されました。
→日本遺産は、岡山の桃太郎に関する文化、福島の会津三十三観音、山梨の葡萄畑など、後世に残したいその土地を代表する文化や食文化などが選ばれていて、北海道は「炭鉄港」のほかに、江差のニシン文化、道北を中心とするアイヌ文化などが選ばれています。
日本遺産公式サイト▷日本遺産リスト
「北海道の炭鉄港」が日本遺産へ選ばれたことを記念して、「炭鉄港カード」が発行されました。「ダムカード」や「マンホールカード」のように、貰える土地へ出向き、文化に触れながらコレクションをしていく趣旨のカードです。
googleMAPを作りましたので、ぜひご利用ください。
一度チェックすると、マイマップに登録されると思います。
黄色のマーク 道の駅や資料館など、カードを配布している箇所
紫色のマーク 実際(カード記載)の場所
(室蘭の工場景観は、夜景スポットを記載しています。人物についても記載していません)
炭鉄港カード収集日記
no.3 夕張石炭博物館で貰える 夕張の石炭大露頭「夕張二十四尺層」カード
夕張石炭博物館では2019年に火災があったため、夕張二十四尺層の看板付近には現在柵があり近づくことができず、駐車場から見ることが可能です。
※夕張博物館では、「坂市太郎」の先人カードも配布しています。ゴールデンカムイの舞台めぐりアプリのチェック場所です。
no.4 道の駅 夕張メロードで貰える 「旧北炭滝ノ上水力発電所」カード
夕張メロードの記事▽
※夕張メロードでは、落石で通行止めになった夕張シューパロダムのダムカードも現在配布しています。
no.11 三笠市立博物館で貰える 「北炭旧幾春別炭鉱錦立坑櫓」カード
三笠はアンモナイトで有名な街でもあり、三笠市立博物館にも多数のアンモナイトが展示してあります。
博物館は有料ですが、この立坑櫓は建物の外を数分歩いた先にあります。
no.12 三笠観光協会で貰える 「幌内変電所」カード
三笠の道の駅横にある観光案内所。お土産など売っています。幌内変電所内には入れませんが、公開する時もあるそうです。
no.15 「ほろしん温泉ほたる館」で貰える 「クラウス15号蒸気機関車」カード
1889年に製造された、日本に現存する最古の小型機関車。
no.16 道の駅 あびらD51ステーションで貰える「蒸気機関車D51 320号機」カード
【道の駅】あびらD51ステーション【胆振 安平町】インスタ映えソフトクリーム!2020年追記 - 子連れで楽しむべ☆北海道情報局
no.17 小樽観光物産プラザで貰える「小樽港北防波堤」カード
歴史的建造物が立ち並ぶ小樽色内にある、観光パンフレットなどを取り扱う施設。
手宮にある北防波堤付近は、釣りをする人で溢れています。
no.19 室蘭市民俗資料館で貰える「工場景観と企業城下町のまちなみ」カード
別名、「とんてん館」という名前で、室蘭駅から近い他の2箇所から、少し離れた場所にある、室蘭の歴史が学べる資料館です。
炭鉄港パンフレットで紹介されている、「室蘭で初めて製造された鉄を使った像」も展示されています(写真がないので、パンフレットよりお借りしました。)
入館が15時半までなのでご注意ください。
※室蘭市民俗資料館では、「添田龍吉」の先人カードも配布しています
▷室蘭の歴史に触れる!「室蘭市民俗資料館」(とんてん館) - 子連れで楽しむべ☆北海道情報局
no.20 室蘭市旧室蘭駅舎で貰える「室蘭市旧室蘭駅舎」のカード
観光案内所、バスの待合として現在も大切に利用されているこちらの建物は、国の有形文化財でもあり、2019年にD51560が駅舎横に移動してきました。
中では炭鉄港や鉄道関係の展示がしてあります。
※室蘭市旧室蘭駅舎では、マンホールカード、夜景カードも貰えます。
no.21 三笠鉄道記念館で貰える 「クロフォード」カード
三笠鉄道村にある施設、鉄道記念館。入館料は大人530円、こども210円(三笠博物館とのお得なセット割りもあります)。
ちなみに三笠鉄道村自体は無料の施設で、蒸気機関車の乗車体験もできます。こちらは一回300円。
no.22 北星株式会社で貰える「井上角五郎」のカード
1915年に建てられた「三菱合資会社室蘭出張所」という、石炭の積み出しや分析が行われていた事務所。右の写真はロッカーから出てきたという、1976年製の封の開いてないファンタだそう。
現在は北星という会社が入っており、キャンドルショップとしての姿もあります。(現在はコロナ感染防止のため、キャンドルショップはお休みしていて、展示部分のみ解放しています)
土日は休みで見学は平日のみ。
no.23 小樽港湾事務所(おたる港資料館)で貰える「廣井勇」カード
上記(no.17)の北防波堤の建設を指揮したのが廣井勇という人物。
境町通り商店街の観光案内所でも配っていますが、防波堤や港に関する資料を見ることができるので、こちらで貰うのがおすすめです。土日は休み。
※小樽港湾事務所では、「廣井勇」の先人カードも配布しています。
今後も収集できましたら追記予定です
▽かけ橋カードのマップもあります
▽キハ40の「北の40記念入場券」マップもあります