家でツイッターを眺めていると、こんなツイートが目に入りました。
ゴミをポイ捨てされた石狩浜がコチラ…バーベキューしたのカニ?生ゴミ、空き缶、ペットボトル、花火の燃え殻、タバコの吸い殻いっぱい…ひどすぎるギョ!!(◎皿◎)💢#北海道 #石狩市 #石狩浜 pic.twitter.com/bhCgnuLtTL
— さけ太郎(Saketaro) (@sake_taro) May 1, 2020
これは大変!
浜に捨てられたゴミはやがて海を漂い、海鳥や生物たちが食べてしまうのはもちろん、小さな「マイクロプラスチック」となり、それらを食べた魚を人間が食べると害があると、以前聞いたことがありました。
5月某日、軍手と火挟を持って石狩の海へ。
ちなみにこの日の石狩湾新港の釣り場はこんな感じ。
平日ですが、結構車がありました。
あそびーちまでは行かず、あそびーちと東埠頭の間くらいに行ってみます。
新港より車は少なく、人も少なかったですが、ゴミはあります。
GWに食べたと思われるコンビニのゴミ。
おそらくここでBBQをしたであろう場所を重点的に拾います。
ビールの缶も、お肉のトレーも全部証拠隠滅の為に燃やそうとしたのだと思われます。
トレーやプラ類がドロドロに溶けて缶にひっついて、分別に苦労しました。
綺麗なままなら洗って資源ごみですが、こうなってはただのゴミです。
瓶ビールも熱を受けて割れていたのが埋められていました。
子供が踏んだらどうするんでしょうか。
少し離れた別の場所です。
燃え残った骨が気持ち悪いです。
どこの場所にも共通するのは、たくさんの吸い殻と、埋められた竹串。
スーパーの買い物用のカゴ。
持ち手の付いていない、お店用のものです。
これごと持ち帰るのだから、ゴミを捨てても平気な人なんでしょう。
炭のダンボールはもちろん、焼き台(バーベキューコンロ)もそのまま捨ててありました。
スーパーのカゴには、飲み途中のお茶やジュース。
まだ中身の入っている調味料(ほぼ新品)、未開封のものも。
ここまでまとめているのになぜ持ち帰らないのでしょう。
海に行くのに本当に必要だったのか、家の不要品を砂浜に捨てただけなのか・・・
陶器などの食器が大量に捨ててありました。
よく見るとハングル文字のペットボトルもありました。
韓国から遠く流れ着いたのでしょうか・・・
遠くから見ると最初何かわからなかったのですが、ランプシェードのようです。
近くに電球も捨てられていました。
バラバラになった掃除機。
この他に、ダンボール箱いっぱいに入ったビデオテープもありました。
引っ越しで不要になったゴミを捨てに来る人がいるのでしょうか?
引っ越しゴミといえば、海への続く細い道も家具や絨毯など、家庭ゴミがすごいです。
タイヤに引っかかったり、事故になりそうで怖いです。
余談ですが、この日は札幌などで「レンズ雲」という変わった雲が見れたようです。
私の写真にもありました。
↑銭函方面
↑浜益方面
わざわざ「家で過ごそう」言われている時期に海にBBQに来るような人たちですから、よほど海が好きなんだろうと思います。
海が好きなら、海を大事にしてほしいと切に願うのです。
ゴミは助手席にも足元にも満載に積んで帰りました。
まだまだゴミはあったので心残りではあります。
帰る間際の夕暮れです。
綺麗な海と夕焼けを守りたいですね。
ゴミを捨てていった人たちに、どうか伝わりますように・・・