数は少ないですが、汽車や電車など、列車が登場する絵本を紹介。
面白そうな絵本を見つけ次第、更新していきたいと思います。
でんしゃにのって
Eテレ「てれび絵本」でも 紹介されていた本なので知ってる人も多いと思います。
「ももんちゃん」というシリーズを書いているとよたかずひこさんの作品。
簡単な文章と、子どもたちが好きそうな動物たちが登場人物。
1人でおばあちゃんちへ行く、ストイックなうららちゃん。
あっ、うららちゃん、切符落としましたよ!
ブルートレイン ほくとせい
その昔、青函トンネルを通って東京から札幌まで乗り換えなしで行くことができた「北斗星」という列車を題材にした絵本。
北斗星は、2015年にその役目を終えました。
(今は車体が北海道北斗市に展示されています)
1989年の絵本なので、ちょっと絵などがレトロです。
「EF81」「ED79」などちょっと電車好きじゃないとちんぷんかんぷんな用語も登場するので、我こそは電車好き!というお子さんにおすすめ。
がたごと がたごと
「ともだちや」などを書いている内田麟太郎さんの作品です。
最初は「がたごと がたごと」と平和に走る電車ですが
そのうち動物たちが乗ってくる駅に着いたり、タイムスリップしたりとちいさなサプライズがありますが、駅では決まって「お客がのります ぞろぞろ ぞろぞろ」の文のみ。
あーっと、すごいぞろぞろ感!
内田麟太郎さんは妖怪の絵本もたくさん出版してらっしゃいますので、この発想はお手の物なんでしょう。
同じシリーズで、「おばけでんしゃ」と「むしむしでんしゃ」があります。
しゅっぱつ しんこう!
「ブルートレインほくとせい」よりもさらに前の、1984年に出版された絵本。
2002年まで盛岡〜函館を結ぶ列車として頑張った「はつかり」が表紙です。
どんどん電車を乗り換えて いく「みよちゃん」が主役です。
簡単な文章に、難しい用語などもなく、小さなお子さんでも読めるかと思います。
おじいちゃんのSLアルバム
「SLおじいちゃん」である佐竹保雄さんの、写真を使った絵本。
おじいちゃんが孫へ手紙を贈るような内容になっています。
全国各地の懐かしい蒸気機関車が掲載されていますが、北海道で撮影された鉄道も登場します。
(上の写真は国鉄最後のSL、室蘭〜岩見沢を駆け抜けたC57系蒸気機関車 )
ヨハンナの電車のたび
子豚のヨハンナが主役の可愛らしいお話ですが、
ちょっとトリッキーな絵本で
作者(白黒)が子豚を描き、服を着せてあげるところから始まります。
子豚のヨハンナが主役ではあるけど、作者の目線でもお話が進む不思議な絵本。
はしれ!かもつたちのぎょうれつ
幼児向けの簡単な文章と、色分けされた貨物列車が可愛らしい。
色のお勉強にもなりますよ。
最初は可愛かった列車たちも、途中からモダンな淡い絵柄に。
1980年とかなり昔の作品ですが、色褪せないデザインが素敵。
今回の記事は、「機関車トーマス」は省いています。
鉄道や機関車など絵本を見つけたら随時更新していきたいと思います。