このシリーズもついに4回目。
今回はかなりの大作となり、焼き時間も含めると2時間近くかかりました。
小さい頃は、自宅で魚料理といえば焼き魚でしたので、なぜニシンをパイに?と疑問でした。
そして一応母となった今、ニシンは全く調理せず・・・骨が多くて面倒で。
ささっと焼ける鮭や鯖が多いんです。
なので今回はニシンを使うこと自体、私にとってのチャレンジでもあります。
パイの生地を作るところからはさすがに難しいので、冷凍食品さんにお願いしました。
なぜ海苔があるかというと、飾りのオリーブの代わりです。
バター、小麦粉、牛乳は前回のムニエルのソースと割合は一緒です。
鰊は糠ニシンしかいつものお店に置いてなくて・・・
いつも鰊なんて買わないし、これでうまくできるかも謎です。
1、かぼちゃ下準備
種をとって、軽く洗ってラップに包みレンジでチンっ。
柔らかくなり、こどもでも切りやすいです。
一口大に切ったら器に入れてもう1度レンチン。
2、玉ねぎを切る
カボチャをチンしている間に玉ねぎの下準備です。
実は大きくて切りにくい包丁が怖かった娘、前回まで果物ナイフで料理をしていました。
サイズ感はいいけど、さすがに切りにくそう・・・ということで、ホームセンターに行って包丁をウン年ぶりに購入。
ずっと、有名な「グローバル」の包丁を買おうと思っていたのですが、キッチンバサミを使っていて切れ味の良い「ヘンケルス」にしました。
少し小ぶりなので、手の小さい私や長女に扱いやすくて良いです。
Henckels ヘンケルス 「ロストフライ 三徳包丁 165mm」 ステンレス 食洗機対応 日本製 10055-161
- 出版社/メーカー: ツヴィリングJ.A.ヘンケルス(Zwilling J.A. Henckels)
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
結構お値段するんですが、今まで「お値段以上♪」なお店でとりあえず買った数百円のを10年近く使ったので、良しとします!もっと高いのあったし・・・
3、ニシンを切る
とにかく硬いのと掴みにくいので、悪戦苦闘してました。
あのおばあさんがどうやって料理したかわからないので、とりあえず糠を落として二人で小骨をひたすらとりました。
4、玉ねぎとニシンに火を通す
オリーブオイルを温めたら、玉ねぎを投入、その後ニシンも焼いちゃいます。
あとでオーブンで焼くのですが、心配だったので結構焼きました。
5、かぼちゃを潰す
鰊と玉ねぎを焼く間、レンジでチンで柔らかくなったカボチャを、グラタン皿に入れて潰します。
あまり細かくしすぎず、少しごろごろと歯ごたえが残るように。
6、器に盛り付け
かぼちゃを潰し終わったので、上に焼いた鰊と玉ねぎを乗せます。
パイシートで隠れるので、細かい事は気にしません。
7、ホワイトソースを作る
他に味付けしていませんので、こちらのソースのみ。
作り方は「紅の豚のムニエル」のソースと一緒です。
さっきかぼちゃに鰊を乗せたさらに上にソースをかけておきます。
8、パイシートをカットする
冷凍食品コーナーで購入したパイシート、包んであるラップごと切ります。
(ラップをとってから切ると、ベタベタして切りにくいです)
作中に登場するのを真似て魚の形に。これは細かい作業なので果物ナイフで。
9、たまごで艶を出す
美味しそうに見えるように、卵黄をぬりぬり。
我が家にはハケがないので、ゴムベラで代用。
10、オーブンで焼く
中に火が通っているので表面のパイが焼ければ良いのですが、200度で20〜25分くらい焼いたと思います。
(パイシートの裏面の説明より、若干時間を延ばした気がします。)
出来上がり!
焼きあがったあと、丸く切った海苔を縁に飾ります。
オリーブがあれば尚良いと思いますが、買っていないし、常備もしていないのでこれ代用。
娘曰く、「私、オリーブ嫌いなのよね」なのだそうで・・・。(えっ、そっちの味方なの?)笑
ちなみに中はこんな感じ。
鰊の糠の味がものすごい主張してきます。
これは・・・ツナやチキンでやったほうが美味しいでしょう!
「私これ嫌いなのよね」と言ったあの子の気持ち、わからんでもないです。
ちなみに・・・
この器の模様も、作中に登場するグラタン皿
に似せて娘がペイントしました。
ポニョのラーメンのときの丼のお店で一緒に買ったものです。
今回はちゃんとしたお店で買いましたが、白いグラタン皿なら100円ショップにもありそうですよね。
キキのパイを作る画像はこちらの本からお借りしました。
▼記事中に登場した、紅の豚のムニエル
▽魔女の宅急便はホットケーキも作りました。